東北地区入行式 東邦銀、五輪代表が入行
2022.04.01 20:46
東北地区金融機関は4月1日、各地で入行式を開いた。
みちのく銀行は、青森市内の同行研修会館で行い、オンライン参加2人を含む30人の新入行員が参加した。藤澤貴之頭取は、訓示で「当事者意識を強く持って行動すること」を強調。「困難に直面した時こそ、自分にできることは何かをしっかりと考え、責任をもって行動することが求められる。その行動の積み重ねが、必ずや皆さんを一回りも二回りも大きく成長させる」と話した。新入行員を代表して佐藤里香さんは「お客さまの人生に寄り添うことの誇りと責任を胸に刻み、日々の業務に精進してまいります」と誓った。
東邦銀行は、新入行員83人とグループ会社の新入社員4人が参加。佐藤稔頭取は「今年度中に人事制度の改革に取り組む。自分の道を自ら選べ、仕事と家庭の両立できる銀行を全力で目指し、地域の未来を創る金融グループにしていく」と思いを語った。今年の新入行員には、東京五輪400メートルハードル日本代表の山内大夢(ひろむ)氏の姿も。同氏は総合企画部に配属となり、同行陸上競技部に入部予定。

仙台銀行は、新入行員19人が参加し、本店で開いた。新型コロナウイルス感染症防止のため、参加者は前日に抗体検査を実施。鈴木隆頭取から新入行員への辞令交付は、代表者1人のみとした。鈴木頭取は「課題に積極的にチャレンジし、逃げないで解決の道へ奮闘して切り開いて欲しい」とエールを送った。新入行員を代表して加島梨花子さんは「地元とともに成長できるよう、何事にも積極的にチャレンジしてまいります」と答辞を述べた。

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