七十七銀、一足早い入行式
2022.03.29 14:42
七十七銀行は3月29日、2022年度の入行式を本店大会議室で行った。新入行員が4月1日から配属先でスムーズにスタートできるよう、21年度に続き一足早い入行式を挙行。小林英文頭取は出席した全員に「地方銀行の役割や重要性は今後も変わることなく、地域やお客さまのため幅広い経験ができる当行で働くことは、必ずや皆さんの成長につながる」と述べた。
入行式は対面式とし、全員がマスクを着用して臨んだ。まず、人事部の行員が新入行員の名前と配属先を一人一人読み上げ、それぞれが起立。全員分の読み上げが終わると、代表として一番町支店配属の柴田隼人さん(23歳)が壇上に進み出て、頭取から辞令を受け取った。
役員紹介の後、小林頭取が訓示。「何事に対しても積極的に挑戦し、粘り強くやり遂げてほしい」「他人(ひと)から厚い信頼を受けられる人間になって欲しい」「コンプライアンス、法令やルールを遵守して行動すること」と、立派な銀行員として成長してもらうための3つのお願いを呼びかけた。また、「東日本大震災の事実と教訓を語り継ぎ、日頃から防災意識の向上に努めて頂きたい」とも述べた。
卸町支店配属の斎藤るり子さん(22歳)が、「揺るぎない信念と高い志を持ち、何事にも積極果敢に挑戦し、一日も早く当行、地域の力となれるよう努めていきたい」と、代表して答辞を読み上げた。
2022年度の入行者数は、前年度より27人少ない97人。学歴別の内訳は、大学院卒男性2人、大学卒74人(うち女性39人)、短大卒女性3人、高卒17人(うち女性16人)、海外からの留学生男性1人。
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