尾西信金、サイバー攻撃対策セミナー 情報保全の重要性啓発
2022.03.25 19:17
尾西信用金庫(愛知県、高間正道理事長)は3月25日、取引先を対象に「サイバー攻撃」対策セミナーを開いた。2月下旬の自動車関連会社への攻撃をきっかけに、関心が高まるサイバーセキュリティと情報保全の重要性を啓発した。
当日はセミナーと個別相談会の2部構成。製造業やサービス業、運送業などの経営者35人が参加した。セミナーに先立ち、高間理事長は「自社で出来る対策を講じ、自分たちの身を守ってほしい」と挨拶した。
第1部では事務部の後藤浩司部長が登壇。サイバー攻撃の実情や種類に加え、しんきん共同センターやしんきん情報システムセンターを活用した尾西信金のセキュリティー体制を紹介した。OSやソフトウェアの更新、ウイルス対策ソフトの導入などセキュリティー対策の徹底を参加者に呼びかけた。
第2部は事前申込制の個別相談会を実施。10人が参加した。事前アンケートの回答に基づいて、事務部の職員5人が相談に対応した。