松本信金と飯田信金、事業者支援へ初の合同勉強会
2022.03.26 04:50
松本信用金庫(長野県、田中鈴生理事長)と飯田信用金庫(同、小池貞志理事長)は3月25日、事業者支援勉強会をオンライン形式で初開催した。コロナ禍で減少した実務担当者同士の対面機会を補い、取り組み状況を互いに学んで今後の本業支援活動に生かす。
両信金ともに、営業店に事業者向け課題解決型営業を手掛ける本部専担者を置いていることから、開催につながった。
当日は松本信金から6人、飯田信金は7人が参加。自己紹介した後、2022年度の業績評価基準を説明。「100項目の支援メニューを策定した」と話した飯田信金営業統括部の山崎一成チーフマネジャーに対して、松本信金から「メニューの一覧は作成しているか」など、活発で具体的な討議が続いた。
その後、「補助金、利子補給」「事業承継、M&A」「販路拡大、ビジネスマッチング」「人材紹介業」などをテーマに、両者が取り組み方針や進捗状況を話し合った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト