常陽銀、高校必修の金融教育を支援 動画など提供
2022.03.24 20:06
常陽銀行は2022年度から高校で金融教育が必修化されるのを受け、動画コンテンツを作成・公開して教員や生徒に役立ててもらう。高校金融教育向けの動画公開は地方銀行で初めて。
コンテンツは家庭科の教科書で取り上げられる資産形成や金融商品に関して、「ライフイベントやマネープランの考え方」「お金のため方」「お金のふやし方」「リスクとリターン」「金融商品の仕組みや特徴」の全5回分(復習編もあり)を用意した。
4月からの成年年齢引き下げを踏まえ、「クレジットカードの仕組み」「お金の管理の大切さ」を学べるコンテンツも準備する。
茨城県内の県立・私立高校が対象。同行ホームページで順次公開するほか、今後、県教育委員会の金融教育ポータルサイトでも視聴できるようになる。
動画は営業企画部資産運用推進室を中心に作成。使い勝手をよくするため高校の教科書の内容と平仄(ひょうそく)を合わせた。コンテンツ内容が教科書のどこのページに関連するか、キーワードでも動画のどの標題に結びつくのかが一目でわかるように工夫した。
このほか、本部や支店の行員が講師として公立高校や私立高校に出向いて金融教育講座の開講も検討している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に