日本生命、IT人材の研修所を開設 グループ一体で育成
2022.03.23 16:32日本生命保険とニッセイ情報テクノロジーは3月23日、グループのIT人材育成の高度化と、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的とした研修施設を開設したと発表した。両社や大樹生命保険、ニッセイ・ウェルス生命保険を合わせて約3000人のIT人材へ教育の場を提供し、ニッセイ情報テクノロジーが立ち上げた育成プログラムをグループ全体で共有する。
施設名は「トレジャースクエア」。これまで各社ごとに行ってきたIT人材育成にグループ一体で取り組む。最大150人が受講可能な研修スペースや、オンライン研修用の配信設備も整備した。現状、IT技術系の研修やシステム開発実務研修など約80コースを展開。将来的にはラボ環境も構築し、AI(人工知能)やデータサイエンスなどを体感・実践・議論できる空間へ発展させる。
所在地=東京都大田区蒲田5の37の1(ニッセイアロマスクエアビル3階)
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%