東和銀、サステナ基本方針制定 生物多様性にも対応

2022.03.22 17:53
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東和銀行は3月22日、サステナビリティ(持続可能性)基本方針などを制定した。気候変動への対応も公表した。


サステナビリティ基本方針では、企業価値向上と地域社会活性化を目指す「お客様応援活動」を通じて気候変動などの社会的課題の解決に取り組む――などとした。サステナビリティに配慮した投融資基本方針には、全国の地域銀でも珍しい「生物多様性と生態系の保護」を盛り込んだ。地域経済の発展や脱炭素社会の実現に向けた投融資の活発化のほか、石炭火力発電や非人道的兵器の開発・製造企業への投融資の謝絶など6項目を決めた。


気候変動への対応は、ガバナンスや戦略、リスク管理などに分けて示した。同行が中心になって群馬県内企業のグリーン電力活用を促進する「ぐんま脱炭素コンソーシアム」構想などを活用し、2030年度までにCO2排出量ネットゼロを目指す。気候変動関連投融資の累計実行額目標2000億円(22~30年度)も掲げた。

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