金融界の動きは、人員を増やす産業と対照的な動きになっている(写真は大手企業の本社が集まる東京・丸の内)
銀行界でコスト構造の改善に向けた人員の抑制が一段と進みそうだ。内閣府が今月公表した調査によると、回答した上場43行の約65%が今後3年間で雇用者数の減少を計画していることが分かった。横ばいが25%で、増加は1割にも満たない。人手不足感から採用増に意欲を示す他産業との違いが鮮明だ。
内閣府が2021年度の「企業行動に関するアンケート調査」...
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