G7、ロシア支配層への圧力強化 鈴木財務相らが会合
2022.03.17 00:37
日欧米のG7と豪州は日本時間3月16日、ロシアの支配層や新興財閥(オリガルヒ)に対する制裁強化に向けた作業部会(タスクフォース)を立ち上げ、初の閣僚級会合を開いた。日本からは、鈴木俊一財務相、古川禎久法務相、二之湯智国家公安委員長が出席した。
資産凍結など制裁の強化を検討し、ウクライナ侵略を続けるロシアに対する経済的な圧力を強める。財務相だけでなく、各国の法務・警察当局の代表者も出席することで、実効性を高める。政府間では水面下の協議が断続的に続いており、近く具体的な追加制裁が公表される可能性がある。
会合後、記者会見に応じた鈴木大臣は、「各国と緊密に連携し、国際秩序の根幹を守る」と話した。
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