はくさん信金、顧客のSDGs宣言策定支援 三井住友海上と協定
2022.03.15 18:13
はくさん信用金庫(石川県、石田雅裕理事長)は3月15日、三井住友海上火災保険と「SDGsに関する包括連携協定」を締結した。三井住友海上火災が石川県内の金融機関とSDGs(持続可能な開発目標)の協定を締結するのは、今回が初めて。今後、両者で同信金取引先のSDGsに関する取り組みを支援し、企業の成長や地域経済の活性化を目指す。
連携項目は、①SDGsの情報発信・普及啓発②脱炭素③働き方改革④健康経営⑤人材育成⑥事業承継⑦災害対策⑧地域経済の活性化――など。
まずは同信金の取引先向けにセミナーを開催する。さらに、三井住友海上火災が個別のコンサルティングなどを通してSDGsの宣言策定も支援する。
石田理事長は同日の締結式で「地域課題の解決と持続可能な社会の実現に努めていく」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に