JAMP、2億6000万円の資金調達 QUICKと東京センチュリーが出資
2022.03.15 13:03日本資産運用基盤グループ(JAMP)は3月14日、QUICKと東京センチュリーから約2億6000万円の資金調達を実施した。事業パートナーであるQUICKの出資比率を9.7%から19.97%に引き上げ連携を強化。新規株主である東京センチュリーは6.15%。調達した資金は内部管理体制の強化などに充てる。
JAMPはゴールベース型ラップサービスを国内金融機関向けに展開。4月から同サービスの稼働が控えるなか、JAMPの大原啓一社長は「実績を見せる一年」と位置づけ、増資を機に攻勢をかける。近年、金融機関向けラップ事業は大手証券に加え、フィンテック企業の参入が相次ぎ、競争の激しさが増している。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に