東証、ロシア株価指数ETF売買停止へ 3月17日から「当面の間」

2022.03.09 19:36
株式市場 ウクライナ関連
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東京証券取引所は3月17日から当面の間、ロシアを代表する株価指数「RTS」に連動した上場投資信託(ETF)の売買を停止する。対象銘柄は野村アセットマネジメント(AM)の「NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信」。ロシアのウクライナ侵攻を背景に、同ファンドの設定・解約の申し込み停止が長期間に渡り、市場価格と基準価額との乖離しやすい状況にあるため。


東証がETFの売買停止を予告するのは初めて。東証は3月16日までは、同ファンドの売買を継続する。野村AMはモスクワ取引所の取引停止を受け、2月24日から同ファンドの設定・解約の申し込み受け付けを停止。再開時期は「現時点では未定」としている。モスクワ取引所は24日に一時取引を停止。同日中に再開したが、2月28日から取引停止状態が続いている。

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