愛知銀、経産省と東証の「健康経営銘柄」に選定 地域銀で3年ぶり2行目

2022.03.10 04:42
働き方改革
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愛知銀行は3月9日、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「健康経営銘柄2022」に初めて選定された。地域銀行では2019年の広島銀行以来、3年ぶり2行目。あわせて「健康経営優良法人2022 大規模法人部門(ホワイト500)」に4年連続で認定された。


同行は18年10月に「あいぎん健康宣言」を制定。従業員とその家族の心身の健康こそが重要であると考え、従業員一人ひとりの健康意識の向上、心身の健康増進、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。


今回の評価ポイントは、データヘルス計画に基づく効果的な保険事業の実施、受動喫煙防止措置の徹底、休業者に対する個別サポートなど。「睡眠」を課題として捉え、睡眠習慣の改善によって生活習慣病の発症リスクを抑えることを目指した。


「帰宅時間が遅くなると睡眠時間が短くなる」との仮説に基づき、時間外労働の削減を進めてきた。今後は「適正な睡眠習慣を有する者の割合を」を高め、睡眠の質の向上にも取り組んでいく方針。


健康経営銘柄は、従業員等の健康管理を戦略的に取り組む上場企業のなかから、特に優れた企業を「健康経営銘柄」として選定するもの。原則1業種から1社が選定され、22年度の健康経営銘柄は32業種50社が選定された。

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