東京東信金、草加支店が新装 防災設備を充実
2022.03.07 16:02
東京東信用金庫(東京都、中田清史理事長)は3月7日、最寄りの新田駅東口土地区画整理事業に伴う建て替えで仮店舗営業していた草加支店を旧店舗跡地にリニューアルオープンした。
屋上に金庫初のプロパンガスを燃料にした非常用自家発電機を設置したほか、水害時に店内への浸入を防ぐ止水板を完備。金庫初の防水機能を備えた全自動貸金庫(237函)を設けるなど、防災設備を充実させた。
敷地514平方メートル、延べ床574.04平方メートル。鉄骨造り地上2階建て。建物には木目調のデザインを採用、ロビーも落ち着いた雰囲気にした。ATM2台、両替機1台。職員は成合信吾支店長以下20人。
同日の開店式典で、中田理事長は「災害に強く、SDGs(持続可能な開発目標)を考慮したエコ店舗。新たな気持ちで地域の皆さまのお役に立ちたい」と述べた。成合支店長は「コロナ禍だが無事開店できたことに感謝。駅に近く地域のシンボルとしての期待に応えたい」と話した。
住所=埼玉県草加市金明町283の5。