城南信金、鎌ヶ谷全信協研修所で〝最後の研修〟 

2022.03.03 16:31
人材育成
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新入職員に講義する川本理事長。正面左のパネル写真は小原鐵五郎初代研修所長(3月2日、鎌ヶ谷の全国信用金庫研修所)
新入職員に講義する川本理事長。正面左のパネル写真は小原鐵五郎初代研修所長(3月2日、鎌ヶ谷の全国信用金庫研修所)

城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)は3月2日、近く閉所される鎌ヶ谷の全国信用金庫研修所で〝最後の研修〟を行った。


22年度入社予定の新入職員40人を集めた入庫前研修。午前中は佐藤正浩専務、佐藤進東北地区信金協会元常務の講義。昼食をはさみ、新入職員の11年先輩にあたる馬込支店の遠野海(まいる)さん、川本理事長らが講義した。


遠野さんは、東日本大震災で当時内定していた東北地区信金に入職できなかったが、城南信金から採用の打診があり、他の10人とともに上京して入職した。当時の不安な気持ちや同僚から励まされながら仕事に向き合った思い出などを語り、新人には「たくさんチャレンジして、たくさん失敗し、仕事を覚えて下さい」とアドバイスした。


川本理事長は「皆さんにお願いしたいことは、常に全力投球する事だけ」とし、城南信金の歴史や役割なども講義した。


79年に建設された現研修所は老朽化に加え、貸会議室が増えて都心部での研修が開催しやすくなったことやコロナ禍でオンライン研修設備が充実したこともあり、閉所が決まった。

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