インサイト 窪田・iYell代表取締役社長兼CEO

2022.03.04 04:39
インタビュー
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iYell(イエール)は、金融機関や不動産会社の住宅ローン業務の効率化支援サービスを展開する。住宅ローンは顧客に最適な提案をして、事業者の業務負担を軽減し、集客増を実現。数百の金融機関が利用し、収益向上に貢献している。事業展開を代表取締役社長兼CEOの窪田光洋氏(37)に聞いた。

――現在の事業は。


「『住宅ローンテック』として、不動産会社向けのクラウド型業務支援システムと金融機関向けに集客サービスを提供している。業務支援の『いえーるダンドリ』は、不動産会社に代わってローンの手続きや審査をする。金融機関向けサービス『モーゲージコア』は、顧客に最適なローンを提案し、金融機関に送客することでローン販売増に貢献している」


――サービスの強みは。


「住宅ローンは、不動産会社にとって事務負担が大きい業務だ。また、金融機関は限られた人員で販売に対応しなければならないという課題がある。弊社のサービスは、不動産会社の住宅ローン業務を効率化し、接客に集中できる環境を実現している。また、金融機関に顧客を紹介することで、営業コストを削減しながら住宅ローン販売につなげている。サービス導入により、銀行によっては月間融資実績の約10%が弊社経由だったという事例もある。手続きも弊社で対応するため、効率化にもつながる」


――住宅ローンの情勢は。
「住宅ローンは、商品の多様化と団体信用生命保険制度の複雑化により、顧客の商品選択は難しくなっている。弊社は顧客に最適な提案をするノウハウがあり、全国で利用されているため、顧客が引っ越しをしても好条件のローンを紹介可能だ」


――今後の事業展開は。
「2月に35億円の資金調達をした。今後はシステムの導入支援を行う代理店を拡大するほか、火災保険など付帯サービスも実施したい。将来は、リフォームローンにも対応していく方針だ」

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