福島県信金協会、ロープレ大会開く ひまわり信金が最優秀賞

2025.10.27 08:59
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事業性融資の推進を実演するひまわり信金の職員(10月25日、郡山市)
事業性融資の推進を実演するひまわり信金の職員(10月25日、郡山市)

福島県信用金庫協会(樋口郁雄会長=福島信用金庫理事長)は10月25日、県内8信金(会津、郡山、白河、須賀川、ひまわり、あぶくま、二本松、福島)合同のロールプレーイング大会を郡山市内で実施した。7年ぶり6回目の開催で、登壇者や応援に駆け付けた役職員を含めて約1000人が参加。各信金の代表1チームずつが、「事業性融資の推進」をテーマに顧客への提案手法を披露した。


サブテーマとして、新規開拓、補助金・助成金、創業、保証協会付き融資を設定。一つのテーマにつき2信金ずつが発表するよう振り分け、1チーム3~4人が登壇。審査員は、8信金理事長(自信金の審査を除く)と、信金中央金庫東北支店の瀬戸仁志支店長、福島県分室の秋山浩史所長が務めた。



審査員を務める県内8信金の理事長ら(前列、10月25日、郡山市)
審査員を務める県内8信金の理事長ら(前列、10月25日、郡山市)

登壇者は6月までに決定し、各信金はシナリオ作成や演技の練習を重ねてきた。大会当日には、それぞれがタブレットや自信金の提案ツールを用いて実演。


結果は、最優秀賞がひまわり信金、優秀賞があぶくま信金、敢闘賞が須賀川信金。ほか5信金には参加賞が贈られた。瀬戸支店長は講評で、各信金ともレベルが高い演技だったとしつつ、「日米関税交渉や物価高、DX(デジタルトランスフォーメーション)化など、時代の背景を捉えた内容だった」と評価した。



講評を述べる瀬戸支店長(10月25日、郡山市)
講評を述べる瀬戸支店長(10月25日、郡山市)

          



最優秀賞の賞状を授与する樋口会長(右、10月25日、郡山市)
最優秀賞の賞状を授与する樋口会長(右、10月25日、郡山市)

樋口会長は開会あいさつで、大会開催の意義を①実践力の向上②課題の明確化③他者理解の促進--と説明。「8信金の発表では、皆さんにとって仕事のヒントになることがあるはず。今後の成長の機会やより一層の飛躍につながれば」とした。



開会のあいさつを述べる樋口会長(10月25日、郡山市)
開会のあいさつを述べる樋口会長(10月25日、郡山市)

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