瀬戸信金、瀬戸市の文化財で地域活性化 ふるさと応援団
2022.02.28 19:42
瀬戸信用金庫(愛知県、成田順一理事長)は、瀬戸市の「旧山繁商店の保存・活用による歴史・文化を核とした新たなまちづくり」を信金中央金庫の「SCBふるさと応援団」に推薦。1000万円が採択され、2月28日、市役所で贈呈式を開いた。
同事業で、明治期に開業した陶磁器の卸問屋の建物を、地域活性化の拠点施設として整備。また、地元住民らとのワークショップや公開イベントの開催などを行っていく。
信金中金名古屋支店の神野善則理事支店長は「中心市街地における新たな賑わいや交流を促すもので、地域創生事業に有益だ」と期待。
同信金の水野和郎会長も「瀬戸市はこれまでになく注目が集まっている。この機を捉えて千年以上の歴史を誇る焼き物の町の魅力を県市内外に発信していきたい」と意気込みを語った。