(お知らせ)金融×スタートアップMeetupに200人来場 支援事例など共有

2025.10.23 19:30
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スタートアップの戦略を語る(左2人目から右に)経済産業省スタートアップ推進室の富原早夏室長、三菱UFJフィナンシャル・グループ スタートアップ戦略部の塚原伸介部長、Telexistenceの富岡仁代表取締役社長(10月23日、Tokyo Innovation Base)
スタートアップの戦略を語る(左2人目から右に)経済産業省スタートアップ推進室の富原早夏室長、三菱UFJフィナンシャル・グループ スタートアップ戦略部の塚原伸介部長、Telexistenceの富岡仁代表取締役社長(10月23日、Tokyo Innovation Base)

スタートアップ支援の在り方を考えるイベント「金融×スタートアップMeetup」(主催=日本金融通信社)が10月23日、Tokyo Innovation Base(東京都千代田区)で開催された。政府、自治体、金融機関、支援機関などの関係者約200人が来場。スタートアップ支援の事例や課題認識の共有を通じて支援の在り方を探った。


基調講演は、スタートアップ融資部門を率いた経験を持つ新興企業支援の第一人者である元みずほ銀行常務執行役員の大櫃直人氏が登壇。「イノベーションによる地域振興では視野を変え、より広い市場へ出る」ことの重要性を強調した。



スタートアップをヒントにした地域振興について語る大櫃氏(10月23日、Tokyo Innovation Base)
スタートアップをヒントにした地域振興について語る大櫃氏(10月23日、Tokyo Innovation Base)

基調パネル講演ではスタートアップ育成5カ年計画に基づき、経済産業省の富原早夏・スタートアップ推進室長、三菱UFJフィナンシャル・グループの塚原伸介・スタートアップ戦略部長、日本スタートアップ大賞2025で内閣総理大臣賞を受賞したTelexistenceの富岡仁代表取締役がスタートアップ創出に必要な戦略について意見を交わした。塚原部長は「事業拡大を支援できるかが、金融機関の役割だ」と語った。


このほかスタートアップ・エコシステム拠点都市の先進事例として浜松市における取り組みや、KPMGコンサルティングによる地域型オープンイノベーションプログラムの金融機関との連携事例、金融庁と金融機関によるスタートアップ支援の歩みと今後、企業価値担保権の活用の可能性などを提示した。


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