明治安田生命、「関西を考える会」50周年 記念イベント開催
2025.10.17 20:16
明治安田生命保険は10月17日、大阪市内で「関西を考える会」50周年記念イベントを開催した。上方落語の継承・復興に貢献した桂米朝が生誕100年を迎えたことから、桂米朝事務所とタイアップ。200人が参加した。
関西を考える会は1976年、大阪で勤務する職員により地域に貢献する文化活動を目的に自発的に発足。毎年、関西の文化や歴史などをテーマにした冊子を発行し、無償で顧客に配布するほか、関西2府4県の図書館などに寄贈している。
当日は、桂米團治氏が元NHKアナウンサーの目加田頼子さんと桂氏の父親である桂米朝氏の思い出などを語った後、幕末から明治まで人気を博したアニメ映画の原点である「錦影絵」を上映。さらに、桂米輝氏と桂米團治氏が落語を披露した。
明治安田生命の永島英器社長は「これまでの冊子のキーワードに関西復権という言葉が再三登場する。まさに今、時代は関西。大阪・関西万博は大成功。世界中の観光客であふれ、ノーベル賞の受賞者は関西の人ばかり。まさに、関西は復権を果たした」と話した。