西日本FH、今年度2回目の自己株取得 総還元性向34%へ
2022.02.25 20:37西日本フィナンシャルホールディングス(FH)は2月25日、2021年度で2回目となる総額10億円の自己株式取得を発表した。1回目の20億円と合わせて総額30億円になる。株主への利益還元の充実と、資本効率の向上が狙い。
同社は、総還元性向を当期純利益の「30%程度」としている。中間決算で、中間配当を1株当たり15円実施し、期末配当は前年比5円増の同20円、年間同35円に引き上げるとしていたが、22年3月期決算の当期利益が235億円に上振れる予想から、2度目の自己株取得を行う。
当期純利益を235億円とすると、21年度総還元性向は約34%になる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に