佐賀銀、西鉄と業務提携 取引先の輸出入支援で

2022.02.24 19:20
海外取引支援
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佐賀銀行は2月24日、西日本鉄道国際物流事業本部とビジネスマッチング業務で業務提携契約を結んだと発表した。取引先が生産する農産物や加工食品などの輸出や海外製品の輸入を支援することが目的。


西鉄は、海外29カ国・地域、121都市に拠点を持ち、グローバルに事業を展開している。輸出入を希望する取引先に対し、提出書類の作成や関税手続き、海外への航空便や海上便の手配、海外現地での販売を一貫してサポートする。


同社は2022年9月に、福岡市博多区に国際物流拠点「福岡ロジスティクスセンター」を開設し、九州発着の輸出入貨物の拡大を図る計画。


同行は、20年4月から海外ビジネスコンサルティング業務に力を入れており、特に北部九州エリア(佐賀、福岡、長崎)の農畜水産物や加工食品の海外輸出を支援してきた。TPP(環太平洋パートナーシップ)協定やRCEP(地域的な包括的経済連携)協定もあり、九州の貿易需要の高まりに対応する考え。

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