十六銀、JR貨物と連携 物流と脱炭素経営に対応

2022.02.22 19:13
脱炭素
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十六銀行は2月22日、日本貨物鉄道(JR貨物)と連携を開始した。取引先の物流と脱炭素経営の課題解決に向けて、両社の強みを生かしたソリューションを提供する。金融機関と鉄道会社の提携は全国でも珍しい。


取引先の脱炭素支援に力を入れる十六銀は、鉄道が大量の貨物を低い環境負荷で輸送できる点に注目。JR貨物は鉄道中心の物流プラットフォームを有し、取引先の物流コスト削減や働き方改革にも資すると判断した。


また、2021年8月から取り組む脱炭素コンサルティング「カーボンニュートラルナビゲーター」も組み合わせ、企業の二酸化炭素排出量削減に向けた目標設定や情報開示などの支援も展開する。


今後、両社はJR貨物の名古屋貨物ターミナル駅での見学会や課題解決に向けた個別相談会を企画する方針。ソリューション営業部は「労働力不足や脱炭素など個々の課題に適した解決策を提案したい」とする。

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