宮崎県信金協、サイバー犯罪対策を学ぶ 役員研修で県警が講演
2025.09.22 08:35
宮崎県信用金庫協会(近藤真司会長=高鍋信用金庫理事長)は9月19日、高鍋信金本店で県内3信金(宮崎第一、延岡、高鍋)の理事らを集めた「役員合同研修会」を開催した。初の試みとして、宮崎県警察の担当者を招いてサイバーセキュリティについて学んだ。
同研修会は年3~4回のペースで開催している。今回は警察側から個別信金に対し説明会の開催を打診されたが、「全信金が受講すべき内容」と判断、合同研修で講演してもらうことにした。
講演では、サイバー攻撃の種類や、それに対する有効な対策手法などが紹介され、「多様化・高度化するサイバー犯罪には、組織として包括的な対応を」と呼びかけられた。近藤会長は「県内3信金が協力して、サイバーセキュリティの手法を考えていきたい」と話していた。
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