宮崎銀、東京プロ市場へ上場支援 日本M&Aセンターと協定

2022.02.16 21:25
株式市場 取引所
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宮崎銀行は2月16日、日本M&Aセンターと協定を結び、「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」への上場支援を始めた。宮崎県や鹿児島県内企業のニーズに応じて新規株式公開を後押し、地元企業の競争力強化につなげる。


日本M&Aセンターは東京証券取引所から上場の適格性を判断するJ-Adviserの認定を受けており、同行は連携しながら上場を支援する。3月10日と11日に鹿児島市や宮崎市でセミナーを開き、上場ニーズを掘り起こす。営業店を通じて取引先に提案も行う。


東京プロマーケットは東証が運営するプロ投資家向け市場で、東証マザーズ上場などへのステップと位置づけられる。東証第一部や第二部、マザーズに比べて上場基準が緩く、利益額や時価総額などの形式基準が設けられていない特徴がある。


一定の流通株式数や株主数も求められておらず、地方企業にとっては株主構成や経営の支配権(オーナーシップ)を維持しながら上場できる利点が大きい。

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