日経平均が反発、史上最高値を更新 米利下げ期待
2025.09.10 15:53 
                            9月10日の東京株式市場は反発し、日経平均株価が史上最高値を更新した。終値は前日比378円38銭(0.87%)高の4万3837円67銭。米国の雇用統計が下方修正されたことで利下げ期待が広がり、米国株が上昇した流れを引き継いだ格好。半導体関連などの電気機器が上昇をけん引した。
日経平均はことし8月18日に付けた最高値4万3714円31銭をおよそ3週間ぶりに上回った。午前途中に利益確定売りが入り伸び悩んだものの、午後に一段高となったほか、大引けに向けてさらに上げ幅を広げた。
9日の米国市場で利上げ観測が高まり、米ダウ工業株30種平均は196ドル(0.43%)高、ハイテク関連のナスダック総合指数は80.79ポイント(0.37%)上昇し、そろって最高値を更新した。国内ではアドバンテストや東京エレクトロンなどハイテク株が上昇したほか、ソフトバンクグループなども高かった。
