三遠南信地区8信金、しんきんサミット開催 CFで新商品PR開始
2022.02.11 16:54
三遠南信地区の8信用金庫(飯田、アルプス中央、浜松いわた、島田掛川、遠州、豊橋、豊川、蒲郡)は2月11日、愛知県豊橋市で「三遠南信しんきんサミット」を開催。新型コロナウイルス対策のため、YouTubeで配信した。
サミットでは、クラウドファンディング(CF)を活用し取引先の新商品をPRする「三遠南信しんきん地域応援プロジェクト」を紹介。同日から3月末まで、マクアケの特設サイトに8信金が推薦した取引先の新商品25品を掲載。全国PRと同時にテストマーケティングを実施する。
講演会では、愛知大学の戸田敏行教授と経済評論家の岸博幸氏が登場。戸田氏は地域活性化について語るなか、今回のサミットに参加する8信金は合計300超の店舗網があることから、「県境を越えた連携で企業のさまざまな需要に対応できるポテンシャルを秘めている」と述べた。
岸氏は、「ポストコロナにおける地域活性化の手法」と題し、生産性向上と既存の商品やサービスを組み合わせたイノベーション創出の必要性を話した。