金融庁と北海道財務局、金融教育イベント 親子連れなど3800人来場

2025.09.01 19:08
イベント 金融教育
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ステージショーや体験ブースには、多くの親子連れが訪れた(8月30日、サッポロファクトリー)
ステージショーや体験ブースには、多くの親子連れが訪れた(8月30日、サッポロファクトリー)

金融庁と北海道財務局は8月30日、親子向け金融経済教育イベント「ワニーサと学ぶ 未来のためのお金の教室」をサッポロファクトリー(札幌市)で開催した。金融庁が全国で実施する金融経済教育キャラバンで、福岡県(5月31日)、岡山県(6月21日)に続く第3弾。当日は、延べ約3800人が来場した。


同イベントは、ステージショー、講義プログラム、体験ブースで構成。ステージショーには、吉本興業(大阪府)に所属するお笑い芸人や、金融庁の公式キャラクターで金融経済教育の推進を担当する参事官「ワニーサ」などが登場し、クイズやトーク形式でお金の大切さなどを伝えた。


講義プログラムでは北海道財務局理財部の澤登柊・金融調整官が小学校高学年を対象に「うんこお金ドリル 経済編」と題してお金の概念や商売の基本などを講義。J―FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーの川口由美氏は「大人のための金融経済教育」をテーマに長期・積立・分散投資のポイントやNISA(少額投資非課税制度)について解説した。



クイズ形式でお金の概念などを伝える北海道財務局の澤登氏(8月30日、サッポロファクトリー)
クイズ形式でお金の概念などを伝える北海道財務局の澤登氏(8月30日、サッポロファクトリー)

また、SMBCグループは、小学生向けに人気ゲーム「マインクラフト」を活用して、さまざまな謎解きをしながらお金に関する知識を学べるプログラムを実施した。


体験ブースには日本銀行、北海道銀行、北洋銀行、北海道警察が出展。北海道銀は印鑑照合体験、北洋銀は札勘体験などを通じて、来場者が楽しみながら金融知識を学べる機会を提供した。

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