名古屋銀、遺贈寄付で東山動植物園と協定

2022.02.09 19:07
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マスコットキャラクターと共に協定式に臨んだ(左から)藤原頭取と東山総合公園の水谷薫公園長(2月9日、東山動植物園)
マスコットキャラクターと共に協定式に臨んだ(左から)藤原頭取と東山総合公園の水谷薫公園長(2月9日、東山動植物園)

名古屋銀行は2月9日、東山動植物園と「遺贈寄付」に関する協定を結んだ。同行は2021年4月に第二地方銀行で初めて信託業務兼営の認可を取得。信託業務に力を注ぐなか同協定の締結を加速させることで、遺贈寄付ニーズへの対応を強める。


遺贈寄付は、同園に遺贈の相談が持ちかけられた際、顧客の紹介を同行が受けて情報の提供や遺言信託プランを案内する。同園には直近5年で10件に上る遺贈寄付が寄せられるなど相談件数が増加傾向にある。再生プランの協定を結び支援を受ける同行に相談を持ちかけて実現した。


同日に東山動植物園で行った協定式で、名古屋銀の藤原一朗頭取は、「地域循環型で遺産を地元公共施設の活動に生かしてもらうことで動植物園の発展につながる」と意義を説明した。


未来創造業を標榜(ひょうぼう)する同行は、地域のニーズに幅広く対応できる体制を整備している。同協定は1月に学校法人2先と結ぶなど今回が4件目。今後も医療機関などを含め遺贈寄付に関するスキーム構築を検討していく。

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