名古屋銀、21年4~12月純利益106億円 前年同期比2.6倍
2022.02.09 16:38
名古屋銀行が2月9日に発表した2021年4~12月期決算(連結)は、純利益が前年同期比で2.6倍にあたる106億1100万円だった。通期予想の109億円は据え置き、第3四半期までの進捗(しんちょく)率は97.3%となった。
単体の業務粗利益は同31億円増の329億円。貸出金増加などにより資金利益が26億円増えたほか、預かり資産販売手数料などが好調で役務取引等利益が14億円増加したことが主因。
一方、経費は5億円増にとどまった。コア業務純益は同34億円増の100億円。与信関連費用は10億円と5億円減少したが通期見込みの18億円は据え置いた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に