静岡市金融機関防犯協、キャッシュトレーで詐欺被害防止を啓発
2022.02.07 20:38
静岡市金融機関防犯協会(花崎誠会長=静岡銀行執行役員本店営業部長)は、年金支給日にあたる2月15日から葵区内の金融機関で、キャッシュトレーを活用した特殊詐欺被害防止の啓発活動を展開する。
同トレーは、静岡中央警察署が500個作成した。底部に「その出金、大丈夫ですか?電話でお金の話は詐欺です!」の文字が記され、金融機関の行職員、来店客の双方に注意を促している。
同協会事務局の静岡県銀行協会を通じて、2月15日までに同署管轄内の25金融機関の営業店109拠点に対し、1拠点当たり4、5個を配布する。
2月7日、静岡県銀行協会で開催した贈呈式で、柏木孝敏署長が花崎会長に目録を手渡した。花崎会長は「トレーを有効に活用して被害撲滅に全力を尽くす」と話した。
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