福岡県信保協、条件変更申込も「押印レス」に

2022.02.07 20:10
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福岡県信用保証協会(山﨑建典会長)は2月から、「保証条件変更における申込書・依頼書」を押印レスに改正した。将来的な保証申込の電子化を見据え、中小企業や金融機関の記入負担が軽減される押印レスを進めていく。


全国信用保証協会連合会からの要請を受け、全国の信保協は4月1日から改正する予定。準備が整えばそれ以前から改正することもでき、同信保協は他より先行して対応した。


見直したのは、条件変更を申し込む際に中小企業が提出する申込書と、金融機関が添付する依頼書の2種類。利用者の押印を廃止し、金融機関による記入代行など作成補助を可能にした。依頼書も、金融機関の押印を廃止した一方、金融機関が申込人の意思や変更内容などについて確認したことを記載する「確認状況記載欄」を追加した。


同信保協は2021年4月から保証申込書・依頼書の押印を廃止している。

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