みずほ銀、鳥取県と銀行初の包括連携 小中高生の金融教育推進へ
2025.08.28 09:45
みずほ銀行は8月27日、鳥取県と銀行初の包括連携協定を締結した。地域の活性化を目標に、産業振興や金融リテラシーの向上に取り組む。
同日開かれた調印式で、鳥取県の平井伸治知事は「みずほ銀行は鳥取県内唯一のメガバンクであり、ファイナンスを通じて全国や世界に触手を伸ばしていきたい」と期待を述べた。協定書へ署名した同行の倉下清貴常務執行役員は「全国展開をするみずほだからこそ持つ情報、機能を提供していく」と展望を語った。今後は金融教育の専門子会社「みずほポシェット」を通じ、県内の小中高生向けの金融リテラシー向上にも力を入れる考えだ。
連携を踏まえ8月27、28日に同行が本社を構える大手町タワーで物産展を開催。甘さと食感を両立した同県オリジナル品種の梨「新甘泉(しんかんせん)」をはじめ、地元ゆかりの漫画「名探偵コナン」「ゲゲゲの鬼太郎」のグッズが販売している。