金融界、業態横断でデータ連携　粉飾検知の枠組み構築へ

2025.08.29 04:50
AI 情報開示 リスク管理
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
データ連携の実現に向けて意見を出し合ったWGの検討会（金融データ活用推進協提供）
データ連携の実現に向けて意見を出し合ったWGの検討会（金融データ活用推進協提供）
金融界で、業態を横断してデータ連携を行うプロジェクトが本格化する。銀行などが保有する決算書データを持ち寄って比較し、融資先企業の粉飾決算を検知する枠組みを構築したい考え。デモデータを用いた技術検証を終えており、早ければ2025年秋ごろから実際の決算書データを用いた実証を始める方針だ。
複数金融機関から借り入れがある企業を念頭に、各金融機...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと１ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連キーワード

AI 情報開示 リスク管理

おすすめ

アクセスランキング（過去１週間）

  1. 信金・信組、内部監査の高度化　実効性確保が課題に
  2. 常陽銀、手形・小切手ゼロ1年前倒しへ　顧客支援と内部改革で
  3. 信金、9割が有価証券「含み損」　自己資本額に迫る事例も
  4. 地域銀、好決算で差開く経費　先行投資姿勢の違い鮮明
  5. 3メガG、預金潤沢先に提案活発化　資本効率の改善機運受け
  6. 金融庁、大規模な組織改正へ　「資産運用・保険監督局」を新設
  7. 三菱UFJ銀、映画製作に邦銀初の融資　「完成保証」導入も視野
  8. 首都圏信金 新入職員290人にアンケート、入庫の決め手は「立地」「待遇」「人」
  9. 三井住友FG、サイバー対策相談月100件　大企業のグループ管理も
  10. 広島県信組、ビジカジ移行へ3年計画　女性職員にオーダースーツ