国内銀、低利融資の圧縮加速　「1％以上」10年ぶり過半

2025.08.30 04:50
預金 貸出・ローン 調査・統計
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
国内銀行による低利融資の減少ペースが加速している。日本銀行の統計によると、適用利率が「1％未満」の低利融資残高は、直近（6月末）で前年同月比138兆円（33％）減の275兆円まで縮小。「0.5％未満」の残高圧縮が際立つ。「1％以上」が過半を占める融資構成に回帰し、運用原資となる預金囲い込みの重みが一段と増している。
日銀の段階的な利上げ...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと１ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連キーワード

預金 貸出・ローン 調査・統計

おすすめ

アクセスランキング（過去１週間）

  1. 信金・信組、内部監査の高度化　実効性確保が課題に
  2. 常陽銀、手形・小切手ゼロ1年前倒しへ　顧客支援と内部改革で
  3. 3メガG、預金潤沢先に提案活発化　資本効率の改善機運受け
  4. 金融庁、大規模な組織改正へ　「資産運用・保険監督局」を新設
  5. 金融界、業態横断でデータ連携　粉飾検知の枠組み構築へ
  6. 三井住友FG、サイバー対策相談月100件　大企業のグループ管理も
  7. 首都圏信金 新入職員290人にアンケート、入庫の決め手は「立地」「待遇」「人」
  8. 三菱UFJ銀、映画製作に邦銀初の融資　「完成保証」導入も視野
  9. 金融庁、地域金融力強化へワーキンググループ　法律関係を先行して議論
  10. 広島県信組、ビジカジ移行へ3年計画　女性職員にオーダースーツ