コロナ融資後倒産、7月は66件 3カ月連続で前年を下回る

2025.08.08 16:27
調査・統計
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帝国データバンクが8月8日に発表した7月の「ゼロゼロ(コロナ)融資後倒産」件数は、前年同月比3件減の66件だった。3カ月連続で前年を下回った。


業種別にみると、「建設業」「卸売業」がそれぞれ15件で最も多く、「サービス業」が14件で続いた。負債額を規模別にみると「1億円以上5億円未満」が25件で最多、「5000万円未満」が22件で続いた。


全体の倒産件数は956件(前年同月920件、3.9%増)と2カ月連続で増加し、25年で最多となった。2025年1~7月の累計は5959件で、前年同期(5807件)を152件・2.6%上回った。業種別にみると、7業種中5業種で前年を上回った。「サービス業」(263件、前年同月比9.6%増)が最も多く、7月としては2000年以降で最多となった。「卸売業」(105件、同25.0%増)は、全業種で最も増加率が高かった。

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