「まだ頑張らんとならんがか」――。地震と豪雨に見舞われた能登を描いた映画「生きがい」で主人公が吐き出す言葉だ。監督の宮本亞門氏が能登でのボランティア中に書き留めた地元の人の声だという。生きがいをなくしても生き続ける意味を問うようで重く響いた▼映画の全国公開前に「運のいいことに能登で地震があった」と発言した政治家がいた。真意はほかにあったに...
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