中京銀、21年4~12月純利益36%増の23億円

2022.02.01 17:54
決算
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第3四半期決算の報告を行う瀬林執行役員部長(2月1日、名証)
第3四半期決算の報告を行う瀬林執行役員部長(2月1日、名証)

中京銀行が2月1日に公表した2021年4~12月期決算(連結ベース)は、当期純利益が前年同期比36・4%増の23億5700万円だった。手数料関連収益の増加や株式関係損益の拡大が主因。通期の純利益予想は見通しの19億円を上回ったが据え置いた。


単体では、業務粗利益が167億7000万円と1億7000万円増加した。役務取引等利益が23億8200万円と4億9900万円増加したことが寄与した。


一方、経費は構造改革により3億9200万円減の123億7900万円となった。有価証券利息配当金の減少はあったものの、コア業務純益は42億3900万円と7億6200万円増加した。株式関係損益は10億4600万円増の33億5000万円だった。


同日の決算説明会で瀬林寿志執行役員総合企画部長は、10月に控える愛知銀行との経営統合について「追加で申し上げられることはない」と話した。

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