静岡銀、純利益10%増 21年4~12月期

2022.01.31 18:32
決算
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決算を説明する山本執行役員経営企画部長(右、1月31日、駅南支店会議室)
決算を説明する山本執行役員経営企画部長(右、1月31日、駅南支店会議室)

静岡銀行グループが1月31日に公表した2021年4~12月期決算(連結)は、経常収益が前年同期比0.9%増の1735億6900万円、経常利益が1.4%減の500億8200万円、純利益が同10.5%増の397億5800万円だった。


静岡銀単体では、業務粗利益が2.8%増の1102億円で5期連続の増益、業務純益は21年1月に稼働した次世代システムに伴う経費増により5期ぶりの減益で408億円となった。経常利益は11億円減の435億円だったが、純利益は関係会社の株式売却益の増加で特別損益が増加し、39億円増の358億円だった。


新型コロナウイルスの関連資金は、21年12月末時点で累計1万9487件・5999億円を融資した。


同日、説明した山本規政・執行役員経営企画部長は「単体での進ちょく率をみると、業務粗利益75.0%、業務純益75.2%、経常利益83.7%、当期純利益89.5%で順調だと言える」と話した。

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