静岡銀、ACSiONと提携　金融サービス共同開発

静岡銀行は1月28日、「イノベーション戦略」の一環として、ACSiON（東京都千代田区）と業務提携を締結した。同社保有の業務ノウハウやデジタル機能を同行の機能と連携することで、新たなプラットフォームを共同で構築し、他金融機関などに次世代の金融サービスを提供する。

提携内容は、①新たな金融サービスプラットフォームの共同開発②顔認証情報を活用した新しい金融サービスの共同開発③非競争分野の共同利用型金融サービスの提供開始――など。

新たな金融サービスプラットフォームでは、同行の各種申し込み受付機能と同社のオンライン本人確認や不正検知を連携。自宅でも銀行店舗と同じサービスを受けられるプラットフォームを共同開発し提供を目指す。

顔認証情報の活用では、オンラインでの金融取引の本人確認や入出金などで、キャッシュカードがなくても手続きできるサービスを開発する。

非競争分野金融では、両者が持つテクノロジーやネットワークを活用し、各種サービスを共同利用型金融サービスとして、他の金融機関へ提供する。