東邦銀、未利用口座に手数料導入
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東邦銀行は、4月1日から長期間利用のない預金口座に対して「未利用口座管理手数料」を導入する。同日以前に開設された口座を含めて2年以上利用されておらず、残高が1万円未満の口座を対象に年間1320円の手数料を徴収。残高が0円となった場合は自動的に解約となる。
特殊詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪の発生や顧客の被害を未然に防止するのが目的。4月1日を基準日として、約2年後の2024年7月から手数料を引き落とす。対象となった口座の顧客には、事前に通知する。
福島県内では、大東銀行が新規開設口座を対象とした未利用口座管理手数料を21年7月に新設。信用金庫や信用組合の間でも同様の動きが広がっている。
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