静岡銀など、 テックビート初日の商談971件 企業とスタートアップ結ぶ

2022.01.26 04:45
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「TECH BEAT Shizuoka 2021 AWARD」では、静岡会場で実行委員長賞を受賞した伊豆川飼料代表取締役社長の伊豆川徹三氏に対し、中西委員長(左)が賞状を手渡した(1月25日、グランシップ)
「TECH BEAT Shizuoka 2021 AWARD」では、静岡会場で実行委員長賞を受賞した伊豆川飼料代表取締役社長の伊豆川徹三氏に対し、中西委員長(左)が賞状を手渡した(1月25日、グランシップ)

静岡銀行や静岡県などが参加するTECH BEAT Shizuoka実行委員会(中西勝則委員長=静岡銀会長)は1月25、26日、静岡県内企業と先端技術を持つスタートアップ企業とのビジネスマッチングイベント「TECH BEAT Shizuoka(テックビートシズオカ)2021」をオンラインで開催。商談会は初日だけで971件が行われた。


同イベントは静岡県内企業に対し、課題解決のヒントや新たな事業へのチャレンジのきっかけを提供するもので、スタートアップ企業約90社が参加する。両日とも静岡会場と東京会場の2カ所をつなぎ生放送で実施。オンラインビジネスマッチングツール「Tailor Works」を用いたビジネスマッチングや基調講演、スタートアップ企業によるセッションなどが行われる。


初日は、冒頭に中西委員長が「テックビートシズオカが皆さまの課題解決、イノベーションの創出につながれば」と話した。次いで、経済産業省関東経済産業局産業部長の勝本光久氏がビデオメッセージを寄せた。


基調講演は、日本総合研究所プリンシパルの東博暢氏が「スタートアップの協業を行う地域が日本を強くする」をテーマに講演。県内自治体によるリバースピッチでは藤枝市と浜松市の担当者が登壇した。


ジーニアルライト(浜松市)の代表取締役社長である下北良氏は、しずぎん起業家大賞最優秀賞の受賞先として、特別セッションを行った。


2日目の基調講演では、「脱 東京一極集中」をテーマに慶應義塾大学教授の宮田裕章氏、面白法人カヤック代表取締役CEOの柳澤大輔氏が登壇する。HEROZ代表取締役Co―CEOの林隆弘氏が「AI産業の動向とHEROZの取り組み事例」の講演などを予定している。

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