静岡財務事務所、5期ぶりに上方修正 1月の県内経済情勢
2022.01.25 19:31
東海財務局静岡財務事務所は1月25日、静岡県内経済情勢(1月判断)について「新型コロナウイルス感染症や供給面での制約等の影響により一部に弱さがみられるものの、持ち直している」とし、2020年10月以来、5期ぶりに上方修正した。
各論では「個人消費」「生産活動」は5期ぶり、「雇用情勢」は16年7月以来23期ぶりに上方修正した。
今後3カ月の先行きの見通しとして、感染症の影響や供給面での制約、原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意する必要があるとしたうえで、「各種政策の効果や海外経済の改善もあって景気が持ち直していくことが期待される」とした。
白瀧智彦所長は、今回の判断について「1月19日までのヒアリングを踏まえたもので、地域の声を反映したもの」と話した。
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