東海財務局、 総括判断2期ぶりに上方修正 管内経済情勢報告
2022.01.25 19:20.jpg)
東海財務局は1月25日、管内経済情勢報告(1月判断)を公表した。総括判断は「新型コロナウイルス感染症等の影響がみられるなか、不安定ながらも緩やかに回復している」とし、21年7月判断以来、2期ぶりに上方修正した。個人消費や生産活動、雇用情勢がそれぞれ前回比較で回復していることが要因。
個人消費は「一部に弱さがあるものの、緩やかに持ち直している」、生産活動は「緩やかに回復している」とし、雇用情勢は「感染症の影響がみられるものの、緩やかに持ち直しつつある」と指摘。それぞれ5期ぶり、2期ぶり、31期ぶりに上方修正した。
会見で齋藤通雄局長は、オミクロン株の感染拡大で「足元の雰囲気は悪くなっているが、トレンドとしては緩やかな回復傾向というのは変わっていない」とコメントした。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も