ほくほくFG、 取引先のCO2排出量測定 野村総研と業務提携
2022.01.25 18:37ほくほくフィナンシャルグループ(FG)は1月25日、取引先の二酸化炭素(CO2)排出量の見える化サービス開始に向けて、野村総合研究所と業務提携契約を締結した。
FG傘下の北陸銀行と北海道銀行は夏ごろをめどに、取引先の経営課題解決のコンサルティング業務の一環として同サービスを導入する予定。
背景として、自動車産業を中心に脱炭素化の取り組みによってサプライチェーン全体に削減対応が求められている。両行は取引先から「何をしたらいいかわからない」という相談が多く寄せられていた。
サービス導入により、各種ルールやGHGプロトコルなどのイニシアチブ、地域特性や事業特性などを踏まえた脱炭素戦略の策定に向け、まずは取引先のCO2排出量を測定し、現状を可視化することで各社のサスティナビリティの推進につなげる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%