名古屋銀、遺贈寄付で学校法人と初協定

2022.01.24 19:24
寄付 社会・地域貢献
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協定を交わした(左から)金城学院の戸苅創理事長と藤原頭取(1月24日、金城学院)
協定を交わした(左から)金城学院の戸苅創理事長と藤原頭取(1月24日、金城学院)

名古屋銀行は1月24日、金城学院と「遺贈寄付」に関する協定を結んだ。同行は2021年4月に第二地方銀行で初めて信託業務兼営の認可を取得。信託業務に力を注ぐなか、学校法人と初の同協定で遺贈寄付へのニーズ対応に乗り出す。


遺贈寄付は、同学校法人に遺贈の相談が持ちかけられた際、顧客の紹介を同行が受けて情報の提供や遺言信託プランを案内する。同学校法人は過去にも卒業生から遺贈に関する相談が寄せられており、同行の提案で協定が実現した。


同日に金城学院で行った協定式で名古屋銀の藤原一朗頭取は、「高齢化が進むなかで潜在的ニーズは多い。提携することでスムーズに対応できれば」とあいさつ。


未来創造業を標榜(ひょうぼう)する同行は、地域のニーズに幅広く対応できる体制を整備している。今後も医療機関などを含め、遺贈寄付に関するスキーム構築を検討していく。

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