宮崎太陽銀、既存口座にも未利用手数料
2022.01.21 19:39宮崎太陽銀行は3月1日、未利用口座管理手数料の対象を拡大する。2021年3月1日以前に開設された既存口座に広げ、不正利用対策を強化する。既存口座を対象にするのは宮崎県内の金融機関で初めて。21年3月1日以降に開設された未利用口座には既に同額の手数料を設定している。
手数料は年1320円。対象になった場合は口座から引き落とし、残高が満たない場合は解約する。未利用期間が始まる基準日は3月1日で、約2年後の24年7月から手数料を引き落とす。今後は周知に力を注ぎ、24年3月ごろに対象客にダイレクトメールで周知する。
対象は2年以上預け入れや引き出しがない口座。給与振込や年金受け取り、口座振替で利用している場合は対象外。残高が10000円以上ある口座のほか、取引店で定期預金や投資信託、借り入れなどがある場合も対象から外す。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力