日本公庫宮崎支店、JAL職員から接遇学ぶ
2022.01.18 20:11
日本政策金融公庫宮崎支店は1月18日、日本航空(JAL)グループから講師を招き、支店職員を対象にした「おもてなし講座」を開いた。八代、延岡、鹿屋の3カ店とオンラインでつなぎ、4支店の職員約40人が参加。宮崎空港で接客業務にあたる地上職員からプロのノウハウを学んだ。
参加者は笑顔をつくるトレーニング方法や立ち姿勢、お辞儀のポイントなどについて指南を受けた。JALグループが「笑声(えごえ)」と呼び、声だけで明るさを表す方法のほか、顧客の状況に応じて表情を変える重要性も学んだ。
参加した吉田博司支店長は「マスクを身につけてお客さまと話す際に冷たい印象を与えかねない。おもてなしのプロに学びたい」と話す。講師の地上職員はマスク着用時に目元で笑顔をつくることをアドバイスしていた。
講座は同支店が取引先から評判を聞き、依頼を受けたJALグループが無償で応じた。