西日本シティ銀、フードバンク協に寄付 子ども食堂などを支援
2025.06.03 17:57
西日本シティ銀行は6月3日、福岡県フードバンク協議会に寄付金652万4005円を贈呈した。同協議会を通じて子ども食堂の運営などに活用してもらう。
寄付金は、2024年11月に取り扱いを開始した寄付型法人向け定期預金「NCBつなぐココロ定期預金」の25年3月末残高(453億円)から一定割合を拠出。福岡県フードバンク協議会をはじめ営業店を構える各県の地方公共団体や子ども支援に取り組む団体などに寄付する。
本店で開催された寄贈式で、西日本シティ銀の村上英之頭取から同協議会の堤新吾理事長に寄付金が贈呈された。村上頭取は「預金商品を通じて子供支援ができることは嬉しい。子どもの健やかな成長に寄付金を生かしてほしい」と挨拶。堤理事長は「子どもたちが笑顔になるよう責任をもって活用させていただきます」と謝辞を述べた。
今回の寄付総額は約760万円。東京と大阪を除く営業エリア(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・山口・広島・岡山)で同預金商品の県別の残高に応じて寄付金を配分。順次、各県の地公体や子ども支援団体などに寄付する。
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