三島信金、「協力証明書」を贈呈 脱炭素ローン利用の10社に

2025.05.13 19:08
脱炭素
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勝又市長(右)らに取り組みについて説明する髙嶋理事長(左、5月13日、御殿場支店)
勝又市長(右)らに取り組みについて説明する高嶋理事長(左、5月13日、御殿場支店)

三島信用金庫(静岡県、高嶋正芳理事長)は5月13日、J‐クレジットを活用した融資商品の利用先10社に、「カーボンオフセット協力証明書」を贈呈した。地域の脱炭素化の取り組みの一環。


同信金は2024年10月、御殿場市が発行した、46トン分の二酸化炭素(CO2)に相当するJ‐クレジットを入札。25年3月に開催された市制施行70周年記念式典で排出されたCO2のオフセットに活用した。さらに、取引先の環境意識を高める狙いで、1月に「カーボンオフセットローン」の取り扱いを開始。手数料の一部を同クレジットの購入費用と相殺することで、実質的にローン利用先が地元の脱炭素に貢献できるようにした。


同日、高嶋理事長が経営者らに記念のプレートを手渡した。来賓の勝又正美・御殿場市長は「官民で連携し、新しい脱炭素の輪が形成された」と取り組みを評価した。

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